今、院に来る子供たちの中で「腰痛」を訴え、来院する子供が増えています。
子供で腰痛?と驚く方も多いかと思いますが、
子供の身体が弱くなっている今、決して珍しいことではなくなっています。
今回お話しするのは「腰椎分離症」という、
腰の骨を疲労骨折してしまう疾患です。
子供の骨はまだ柔らかく、
繰り返す刺激によって折れてしまうことがあります。
これを疲労骨折と言います。
- ジャンプや身体を捻る動きの多い競技をやっていて腰が痛い
- 腰痛を繰り返している
- 腰をそらした際に痛みがある
- 身体を捻った際に腰が痛い
- 腰の骨の上を押した際に痛みがある
このような症状が出ている子供は注意が必要です!
腰椎分離症は発見が遅くなればなるほど、
骨がくっつくまでの期間は長くかかり、
くっつく確率も下がってしまいます。
くっつかずに骨に負担がかかり続けると、
「分離すべり症」に進行し、
感覚や筋力の低下などの神経症状が見られるようになります。
そのまま大人になってしまうと、
ヘルニアなどに進行し、常に腰痛と付き合っていかなくてはならない身体になってしまう危険もあります。
このように腰に負担がかかってしまいやすい子供には
- 背骨、股関節が硬い
- 腹筋が弱い
このような特徴があります。
逆に言うと、これらをストレッチや手技療法、筋力トレーニングによって
強化、ケアしてあげることで腰椎分離症を予防することができます!
当院では、痛みを改善することはもちろん、
痛みを繰り返さない身体づくりや予防、習慣づくり等のサポートもしています。
「何をやっても3日坊主、、、」
と言っていた子供たちも今では、何ヶ月も毎日ストレッチを続けています!
なんでやるのか?
やるとどんな良いことがあるのか?
どうしたら毎日できそうか?
「こうやりなさい!」ではなく、
「一緒に考えてみよう!」のスタンスを大切に、
子供たちとのコミュニケーションを取りながらサポートを行なっております!
子供の痛み、成長の相談はぜひ当院にご相談ください!
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