毎月恒例の勉強会ですが9月はスペシャルな内容になっております。
今月のテーマは『解剖学』です。
この勉強会のために、当院の総院長はハワイ大学に行って、実際に御献体の解剖を行いました。
実際に、人体を隅から隅まで見たから伝えられることがたくさんあります。
当たり前の様に信じられてる情報が本物か‥
例えば
腰痛や、産後のお母さん達に使われる表現
『骨盤が歪む』
皆さんも一度は耳にしたことがあると思います。
これも実際の骨盤を目で見て、手で確かめたからこそ分かる事実。
骨盤自体は絶対に歪みません
ではなぜ一般的に『骨盤が歪む』と言う用語を耳にするのか。
これは整体などの営業トークです。
そしてもっと怖いのは、歪まない骨盤が『歪む』と前提に行われる治療法。
これを整体の先生や、接骨院の先生方が信じて習いに行き、現場でやっている事です。
(当院では、骨盤のトラブルに対して実際に解剖を通して確かめたからこそ分かるアプローチをしています。)
この様に筋肉・神経・皮膚・骨を
解剖学を知ることで適切で安全、かつ効果の高い治療が可能になります。
患者さんの皆様により高いレベルの医療を提供できるよう様々な見地を学びます。
実際のスタッフに向けての勉強会では、
スーパーで買った鶏肉・豚肉に使い、実際の人体に近い感覚を学びました。
またエコーの技術も向上させるため、
エコー画像に写る筋肉・神経・骨が、実際の目とどのように違うかを確かめました。
近年接骨院が乱立することで、利益追求の医療があふれてきました。
症状で悩む患者さんがいる以上、医療従事者は学びをやめてはなりません。
これからも慢心することなく新しい知識、正しい知識を学び、
当院が提供する医療の品性とレベルを高めていきたいと思います。
PS:勉強会の最後は、骨折や重度の捻挫、スポーツ外傷
の早期回復に必要不可欠な固定法の練習会をしました!
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